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9月19日の報道に対する当社の見解について

 一昨日の報道に続き当社の商品が危険物の認定をされた旨の続報がなされているため、本件につき改めて下記の通りご説明を申し上げます。当社は商品の安全性を第一に商品開発・生産販売を進めており、今般消防庁よりご指摘いただいた件については誠に遺憾であると考えております。

 まず、当社製品をご愛顧いただいている消費者の皆様およびお取引先様におかれましては、本報道について大変なご迷惑並びにご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。しかしながら、今回の消防庁のご指摘について直ちに対象品全品が「危険物」と認定されたわけではございませんので、その点をご理解いただきたいと存じます。また、主たる原材料の過炭酸ナトリウムの科学的物性から観ても発火や爆発的燃焼を起こす心配はございませんので安心してご使用ください。

 当社は今回ご指摘をいただいた商品を含め主たる原材料となる「過炭酸ナトリウム」は2社のメーカーより調達をしています。この2社からは消防法に基づく「非危険物」の証明書(エビデンス)を取得しており、原材料の購入はこのエビデンスを前提に行っております。加えて、1つの商品は原材料に一切手を加えずピロー包装を行っており、もう1つの商品についても卵殻焼成カルシウム(水酸化カルシウム)0.5%を混ぜているだけで、ほぼ原材料をそのまま使用している状況です。すなわち、当社の製造工程において、過炭酸ナトリウムの物性を変化させる加工や添加等は一切行っておりません。この様な状況下、2商品につきましては「非危険物」として保管・製造・販売をおこなっておりました。今回ご指摘いただいた「危険物」の認定結果は原材料より由来するものである可能性が極めて高いと認識しております。今後 過炭酸ナトリウムメーカーと協調して同材料の調査を進めてまいります。調査結果については後日公表をさせていただきます。

 今回9月19日付の静岡新聞より「レック2製品 危険物該当」「過炭酸ナトリウム使用」との見出しで報道がされましたが、火災事故の発火原因や爆発的燃焼原因等が全く判明していない段階で、一方的に記事にされたことは誠に遺憾であると考えています。また「同工場内には、現物のままでは危険物に該当する原料の過炭酸ナトリウム8トンもあった。」との記載がありますがその様な事実はありません。加えて、「過炭酸ナトリウム」は多用途で一般的に使われている材料であり、消費者に誤解を与える誤用であると考えています。当社としては同新聞社には記事の是正を求めていく予定です。

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