開発設計職 久保田豊

企画開発本部
開発部 開発課

久保田 豊

誰もが商品を世に送り出せる環境がここにはある

学生時代から日用品や生活雑貨をデザインすることに興味があった。日常には多種多様な商品があり、だからこそひとつひとつのデザインやアイデアに付加価値が強く求められる。そこにやりがいとあこがれを感じて、日用品や生活雑貨を数多く手がけるレックに転職してきた。

現在、久保田豊さんは商品の開発業務全般を担う開発部に所属し、職種や社歴に関係なく、開発部全員でものづくりに取り組む、レックならではの文化に大きな魅力を感じながら日々の業務を行っている。

「レックには、中途の方でも入ったばかりの若い社員でも、アイデアが認められれば、誰もがその商品を世の中に送り出せる文化があります。私は開発部ですが、アイデアを提案し、その企画が製品化に向けて推進されることが決まったときは、本当に嬉しかったですね。最初は頭の中で漠然としたイメージしか描けず悩みましたが、企画部の方に相談に乗っていただいたおかげでカタチにすることができました。」

裏方として各部門をつなぎ、商品を完成させていく

久保田 豊

このフラットな組織体を可能にしているのは、実は開発部の存在が大きく関与している。

開発部は、新製品のスケジュール管理、デザインレビュー、製図、3Dモデリング、3Dプリンターによるモック作成、性能試験、不具合の調査・改善など、多岐にわたる。開発部は裏方として各部署をつなぎ、商品を完成させていくのだ。

今では、企画部と製造部の間に入り、スケジュール通りに質の高い製品をつくれたときに、開発部の存在意義を感じることができ、それが大きなやりがいとなっている。

久保田 豊

多岐にわたる作業をこなすにはチームワークが大切だ

一方で、悩みもある。

「私たちはデザイナーが提案したアイデアに、実現可能な形状の設計と生産性の高い製造方法、さらにコストや納期といった営業の視点も加えて、製品をつくり上げていきます。常にそのバランスを意識しながら製品化を進めていても、時にはバランスを崩してでも製品をつくらなければいけないこともあり、進め方や状況判断に頭を悩ますことがあります。

しかし、その際はひとりで考え込まずに、開発部内はもちろん各部署とも情報を共有し、話し合い、助け合いながら、チーム一丸で正解を導き出していくように取り組んでいます。」

開発部は多くの部署と幅広く関わるため、しっかりとコミュニケーションをとりながら、チームワークで業務を進めていける“仲間”を求める。

商品は、けしてひとりでは完成されない。企画部が考えたものを開発部や営業部、さらに製造部が加わって、少しずつ商品は機能やデザイン、色味を帯びていき、完成されていく。その一連のチームワークをつかさどるのが、開発部なのだ。

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